6月14日,かくまちプラザにて「食の科学:食品の機能性の話と,野菜栽培に使う農薬の話」を実施し,高校生から80代までの14名が参加しました。
第1回は,講師の環日本海域環境研究センターの鈴木信雄教授が,「食品生化学の豆知識」と題して登壇しました。加工食品や食品添加物の種類や効果,さらには機能性食品と医薬品との違いについても解説しました。講義では,座学以外に,亜硝酸ナトリウムによる肉の色の変化を見たり,カッテージチーズを作る実験も行い,参加者が食品に含まれる成分やその役割を体感できる内容となりました。参加者からは,「身近な食品に関する豆知識が多く,驚きの連続でした」「食品を購入する際,成分表示を確認しようと思った」といった感想が寄せられました。
この講座は全2回構成で,次回は環日本海域環境研究センターの本田匡人助教が「野菜栽培に使う農薬の話」をテーマに講義を行う予定です。
講師:環日本海域環境研究センター 教授 鈴木 信雄 ほか
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講義する鈴木教授
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カッテージチーズを作る実験